The Red Room
BDSMだけど穏やかな、二人で暮らす日々。
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hogtie・2
私に見えるのは、床と主の靴だけ。
寸分の緩みもない、きつい縄を私にかけて。
ねえ、何を見ているのですか。
私は必死で首をもたげて、主の顔を覗き込む。
どれだけその目が冷たくてかまわないと思う。
見守ってさえいてくれたら。
私から目を離さないでいてくれたら。
耐えられる。
うっ血する手足。肩の痛み。反ったままの体の痛み。
もがけば首の縄が絞まって、死んじゃうね。
主は黙って私を見ている。
私も黙って主をみつめかえす。
こうして裸の体を縄でモノにされて、
私は完全に主のもの。
見ていてくれるのですねと視線だけで答える。
声も上げず、身動き一つせず、
この至福を壊さぬように。
ULTIMA HOGTIE 2.7
他にも新作多数。
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hogtie・1
(うーん、相変わらず調整が下手だ。。。私の足が太いのと不器用の二重苦><)
ホグタイ(hogtie)
~の四肢を縛る、縛って動けないようにするという動詞。
だけど奇妙な言葉だと思う。
necktieは首(neck)を縛り飾るもの。
hogは豚。tieは縛る。
hogtieは豚の縛り方ということか。
手首を縛られ吊り上げられた後ろの女性の写真と較べると、どれだけ無様な格好かよくわかる。
たおやかに乳房を垂らしうなじを見せる女性に較べ、私は芋虫のように惨めな格好。
顔を下げれば首が絞まり、上げ続けていればその疲労で息もできなくなる。体の力を抜けばやっぱり首が絞まる。
拷問のような拘束。
泣けば呼吸がさらに苦しくなるだけ。
のたうつことも喘ぐこともできず、
ただ耐えることだけを自分に命じて
じっと息だけをしつづける。
・・・主の手が恋しくて気が狂いそうだ。
だけど私の目と鼻の先の主の足は動かない。
主がどんな顔をしているのかさえ、私にはわからない。
・・・恋しい。
ULTIMA HOGTIE 1.5
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静かな夜
静かな、静かな夜。
この縄を手に入れた後、調整を終えてから、主に報告して見せて。
その後は、全て主が決めてくれる。
服も髪も、どこでどんな写真を撮るのかも。
だからこれが主の美意識。
私は主の作るこの耽美的な空間で、ただ黙って座っている。
主の言葉に従って、命令された方向を向いて。
主の顔を見たいと言ったら、逆に目隠しをされてしまった。
首から腕に斜めに降りる縄に絡み、胴へとY字に降りる縄は本当は胸縄の下をくぐる。
だけど主がこちらの方が好きだと言うので、私はあえて上に持ってきてみる。
主が撮ってくれる写真は、主がどんな世界を望むのかを同時に私に伝えてくれる。
美しくあってほしい。
自分の奴隷であると同時に、一人の良い女でいてほしい。
そんな、男が女に望む当たり前のことを、主はごく自然に私に示してくれる。
目隠しをされ、口枷をされ。
それでも伝わってくる主の気配は、あくまで穏やかだ。
私はこの主の世界を壊さぬように、静かに静かに呼吸しつづける。
highbackbound1.7 Brown
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