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いつの間にか

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昨夜は主がRLの都合でインせず。


今は年に一度のお楽しみのHair Fairが開催中なので、一昨日の夜の内に特別に首輪とカフを外してもらい、早速買い物に走り回って来たのでした。
レンダリングコストを下げて、HUD類も外して。
身軽になると動くのも軽くて、やっぱり楽しい。


帰って来てからはデモを試し、ギフトを開けて遊んで。
それから、首輪もカフもない時にしか着られない服を次々に着て遊んで。


ずっと着られないでいたLuvさんのカンガルーも、ようやく着られた。
アバター人生初?着ぐるみ。
着てるだけでものすごく楽しい。なんでだろう、不思議な感じ。


意味もなく家の中を走り回って、ぴょこぴょこと跳び回って。
もう、それだけで楽しいの。
その格好のまま買い物に行ったら、海外の人から「可愛い!どこで手に入れたのか教えて」というimをいくつももらってご機嫌で帰宅。


ちょうどそこに遊びに来てくれた友人hに見せて、さらに友人Eが働くカフェに繰り出してみんなに見てもらって、可愛いと褒めてもらって嬉しくてまた跳ね回って。
(お会いした皆様、ブログのイメージ壊しまくりで申し訳ないです^^;)


そんな賑やかな夜だったのだけど、昨日はこのブログの足跡が10万を越えた嬉しい日でもありました。


SLMaMeのThe Red Roomを閉じた時が、カウンターが約8万。
2009年8月末にここFC2に移って来て、また0からのスタート。
更新を休んだ昨秋の約1ヶ月半はカウンターも止めていました。
その間は、アクセス解析を見ると約1万の足跡。


Second Lifeのアダルトブログという、ニッチの上にマニアックを重ねたような(爆)この場所だと思うのですが。
トータルの数字を考えると、自分が書いているのが嘘のよう。


多くの方がアクセスしてくださることを、心よりお礼申し上げます。
基本的に引きこもりの主と私ですから、このブログは外の世界との窓にもなっています。
できるだけ静かに暮らしたい私たちには、知らない所へ出歩かず、ここを通して人と知り合うくらいの今のペースがちょうど良いみたい。


リンクもいつの間にか随分増えました。
今は更新を休んでいる所もありますが、どこも私の大好きな人たちのものばかりです。
お時間ある時にリンク先に是非飛んでいただけましたら嬉しく思います。


また、このブログをリンクしてくださっている方へ。
本当にありがとうございます!
普段の更新ではなかなかお礼も言えず・・・SLMaMe時代からリンクしてくださっている方の足跡は、特にとても嬉しいもの。お礼申し上げます。


リンク元がSLのアダルトブログの場合は、気づいた限りはこちらからもリンクをお願いするようにしております。
非アダルトの場合は、ご迷惑をおかけしないために、こちらからのリンクはしないようにしております。


もし相互リンクでいいよと言って下さる方がいらっしゃったら、ぜひお知らせくださいませ。
3年近く続けて来て、勿論今でも書くこと自体は楽しいのですが、何かしら刺激がほしいのも事実なので^^;
お待ちしております^^




The Red Room、相変わらず不定期更新ですが、のんびりと続けていきたいと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。




 

tag : ご挨拶

倒錯・1

110711_01.png




主が私を跪かせ、いつものようにこの口を使う。


髪を掴まれ頭を動かされる。
喉の奥を突かれ、繰り返しこみ上げる吐き気。
その度に呻き声と共に口蓋を開き、嘔吐しないようにやり過ごす。
えずき苦しむ声を主が楽しんでいるのを感じられれば、それは同時に被虐の快楽になる。


口中で膨れ上がったそれが一際深く咽頭を突き立てるから、きっともうすぐに吐き出されるものを味わおうと、ぎゅっと目を閉じて身構えた。
だけど主はそれを勢い良く引き抜き、ぽかんと開いたままの私の口許や胸に撒き散らすように射精した。


私は深く息を吐く。
さっきまでの強烈な胸苦しさが消えていくのを待ち、呼吸を整えながら、目を閉じたままゆっくりと手を持ち上げる。
指先で頬や顎をなぞり、そこに振りかけられた熱いものを拭っては唇に運び、それを舌先で味わった。
まだ荒い呼吸の主が蔑むように私を見下ろしている。


「おいしいか?」


・・・はい、おいしいです、ありがとうございます


主が喉の奥で笑った。


「精液中毒だな」


私はゆっくりと目を開き、主を見上げてうっとりと笑い返した。
気持ちがいい・・・。





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唇を撫でていた指をきれいに舐めて手を床に下ろしたときに、それに気づいた。
一滴、こぼれたもの。
ちょうど両の手の間にぽつんと落ちているそれは、紛れもなく主のもの。
私は思わず小さく声をあげた。


「どうした?」


頭上から主の声。


なんでもないと言えばいい。
そうすれば主は気づかない。
だけど嘘をついてもいいの?


答えをためらったわずかな時間で、私が見ているものを察したのだろう。
主が発している空気がすうっと冷えた。
私はおそるおそる顔を上げる。主の表情を伺う。
そこにあったのは、さっきまでの快楽の放恣とした穏やかさが消えた、サディストの顔。


どうして見つけてしまったんだろう。
見つけなければよかった。
自分の顔が歪んでいくのを止められない。


「全部お前にやるよ」


私はぎゅっと歯を食いしばり、小さく首を振る。
こうなることがわかっていたから見つけたくなかった。
主を見返す自分の目は、まるで睨み返しているようだろう。


「精液中毒の奴隷だよな?」


ためらってから、それでも頷いた。
まだ主を恨みがましく見返したまま。


「全部お前にやる」
「それも綺麗に舐めとれ」




(続く)
 

tag : 主かく語りき服従屈辱

倒錯・2

 (承前(倒錯・1))










「全部お前にやる」
「それも綺麗に舐めとれ」



返事はできなかった。
口答えは許されないことを知っている。
だから私は首を振り、無言のまま主にいやだと目で訴えた。


だって、いくらなんでも。
床だ、落ちているのは。
足を舐める、性器をくわえる、口を使う大抵のことにフェティシズムを持っていると言える程それに溺れる自分をわかっているけれど。
だけど床は嫌。
そんなことできない。
そんなことをしてはいけない。


「舐めろ」


自分の目に涙が滲んでいることに気づく。
お願いです、そんなことをさせないで下さい。
私は必死で主をみつめて黙って呼びかけた。
そんなことをさせないで下さい。


けれど、どれだけ気持ちをこめても主の視線はまったく揺らがない。


「舐めとれ」


わかってる、いやしくも奴隷を従える主たる男がこんな無言の懇願で折れてくれるわけもない。
どれだけ訴えても無駄だとわかってる。

だけど、いくら私が奴隷でも、そんなことをしてはいけないのです。

主に私のその気持ちは伝わっているのか。
主はわかっているのか。


問うことなどできないだろう。
私はこの人の恋人だ。だけど同時に、絶対の服従を約束させられた奴隷だ。


私は目を伏せる。
顔を上げたときと同じように、のろのろと下を向いた。


「そうだ」


主の声が甘くなる。
命令と誘惑を使い分け、時に強引に時に宥めすかしながら私を自分の世界へと引きずり込んだ男の、自信と優越を湛えた声。


ぺたりと座り込んで床につけていたお尻を上げて、膝をついた。
こんな時でさえ上からの主の視線を意識してきれいに見えるような姿勢をとろうとする自分を、あさましいと呪った。


四つん這い。
獣の格好。


両手の間の一滴をみつめる。


いけない、こんなことをしてはいけない。
床に落ちた精液を舐める、いくら自分が奴隷でも、こんなことをしてはいけない。
ここまで卑屈なことをしてはいけない。


ああ、だけど。
本当に私はこれを望んでいなかった?


みつけたその瞬間に、主にこう命じられることを願わなかった?


ゆっくりと肘をつき、体を低くする。


ああ、もうすぐ。
私は。
してはいけないことをしてしまう。


主の視線が痛い程感じられる。
それは間違いなくしあわせなこと。


見ていて下さい。
足許に這うことが大好きなあなたの奴隷が、
とうとう床まで舐めるようになるのを。


あなたが中毒させたもののために、
そんな卑しいことまでするようになるのを。


舌を伸ばす。
ゆっくり顔を下げていく。


うれしい。
命じられたかったんだ。


爆発的に自分の中に湧き上がる歓喜。


してはいけないことだからこそ命じられたかったんだ。


さあ、こうして、主に見守られて。
床にこぼれた精液すら舐める最下層の奴隷になりましょう。


そこまで堕ちましょう。






110714_02.png






ぺろり。
一瞬だけ舌先に感じた主の味と、口にしたことのない苦み。ざらつき。


硬直する。
体と感覚の当たり前の防御反応。
本能的な嫌悪。


してはいけないことをしたの。
たった今、私は人がしてはいけないことをしたのです。


胸が張り裂けるような悲痛と、目がくらむような被虐の快楽。


二度、三度、舌を伸ばす。
もう大丈夫。できる。
いいの悲しくても。
主がきっと褒めてくれるから。


床や地面にこぼれた餌を食い、なくなっても意地汚くその場所を舐め続ける獣を思い浮かべる。
私がしていることはそれと同じ。
その屈辱に淫し、卑しい姿勢を主の目の前でとる歓びを存分に味わいながら、私は何度も床に舌を這わせた。
そこにあった一滴の残滓すら残さぬように。


息をつく。もうそれは甘やかな喘ぎ声。


「よしよし」


楽し気な主の声。
ああ、やっと褒めてもらえる。


肘を上げ、体を起こす。
お尻を踵の上に乗せて、手を前につく。
お座りを命じられた犬のような姿。


主が優しく頭を撫でてくれた。


・・・舐めました


「よくできた」
「おいしかったか?」



・・・はい


(続く)
 

tag : 主かく語りき屈辱玩具

プロフィール

akira and shiori

Author:akira and shiori
米リンデンラボ社が運営するメタバース、Second Life(SL)の片隅で静かに暮らすサディストとマゾヒスト二人の日常です。
18才未満の方とBDSMに不快感を覚えられる方の閲覧をお断りします。

!!! attention !!!
・私たちのReal Lifeについてのご質問にはお答えいたしません。
・無躾と感じられる一行レス等は管理者の判断にて削除いたします。あらかじめご了承ください。

all photos are taken by akira3 Nemeth.
all articles are written by shiori Sorbet.

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