The Red Room
BDSMだけど穏やかな、二人で暮らす日々。
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BDSM Expo
少し前だけど、主とBDSM Expoというイベントを見に行ってきた。
出かける時は、Matureで、そうすることで他の人に迷惑がかからない所なら、基本的に首輪に鎖が当たり前。
いつも主が先に飛んで行く先の状況を確認してくれるけど、でもやっぱり首輪や鎖を見慣れていない人がいるんじゃないか、冷たい目で見られて罵られるのじゃないかって、怖がりの私には不安がいっぱいある。
(もちろん主の慎重さと安全確保の約束を信頼しているんだけど。。。主は私が不安がるのも楽しみの一つなので、安全だとは言ってくれないことも多い><)
だからこういうBDSMの場所へのお出かけは、その点だけはむしろ・・・気楽^^;
変な人にからまれることは意外に少ないし、何よりも首輪や鎖をつけていることで他の人に迷惑をかけることはないもの。
Expoは、他の人の記事で晒されるような場所ではなさそうだと知っていたこともあるし、洋服のままでいいと言うので、もうほんとに気楽。ご機嫌で連れて行ってもらった。
5階建ての展示会場みたいなところで、色々なメーカーのBDSMやGoreanの関係の商品がいっぱい。
首輪やカフ、お道具、ポーズボール、服やアクセサリーなどなど。お道具などは展示販売は少なくて、ベンダーでの販売が多かったかな? だから雰囲気がわりあい普通。
奴隷さんの写真コンテストもあった。
クリトリスとどこかを鎖でつなぐようなアクセサリーがすっかり気に入った主。
これだけじゃなくて、他のメーカーの所でも足を止めてずっと見てる><
「Xciteのピアス着けてるじゃないですか!もう着けられる所なんかないんですから!」
買おうとするのを必死で思いとどまってもらったり。
Submission AOだったかな? 奴隷用AOを見つけて「これよくない?」と言うのを
「XciteのHUD着けてるじゃないですか!立ち姿だけのためにこんな金額出さないでください!」
また思いとどまってもらったり。
最近色々やられた挙げ句、尻尾が欲しいと言いだしていた私^^;
ポニーの衣装の所で、フリーの尻尾とハミ、頭の羽飾り?房飾り?のセットをみつけてとっても満足。
つけた所、まだ主に見せていない。
実は結構ポニーもお好きな主に喜んでいただけるといいな。
最後は気に入った奴隷さんに投票して。
選んだ写真が主と一緒だった、そんなことも嬉しい。
大人のソラマメ一覧に載せていただいたら、急に見てくださる方が増えたので、一応座標を載せておきます。
Storm Groves (141, 129, 621)
多分もうすぐ終わってしまうので、行かれる方はお早めにどうぞ。
首輪
Real RestraintのSerious Shackles。これが私に最初に渡された首輪。
ネームプレートには主の名前が彫り込まれている。
主の許に行く心の準備(覚悟?)ができて、IMを入れた後、主から伝言で「首輪も用意できた。楽しみにしていて」と入っていた時から、どんな首輪だろう・・・と想像はしていた。
SL内では革製のものや、アクセサリーのような首輪はよく見るから・・・そういうものだとばかり思っていた。
そうして、この部屋で主からフォルダごと渡された中身は、首輪とウエストのベルト、上腕と手首の枷と、太ももと足首の枷が入っていた。それがこのSerious Shackles。
何も知らず、首輪を最初に装着した時・・・呆然とするような思いだったのをよく覚えてる。
鋼鉄のにぶい光。重さ。
首のつけねにずっしりと食い込んでくる冷たさ。
・・・けれどこの造形の美しいこと!
逃げることはできない・・・この首輪の厳粛さが、無言でそう語りかけているような気がした。
手首、足首と一つずつ装着していく。全部着けたのを確認した主が、満足そうに一つずつ鍵をかけていく。
その澄んだ、金属の音。
震えた・・・。
「これから先はこれをずっと着けているんだよ」
「もう外してはいけないよ」
「外したら僕にIMで知らせが来るから、こっそり外すこともできないんだよ」
「たとえ間違って外しても、お仕置きだよ」
「もう二度と外せないんだよ」
主は私に何かを与える時、必ず最初に、それがどんなものなのか、それによって私がどうなるのか、ゆっくりと繰り返す。
まるで暗示をかけるかのように、静かな言葉で緊張を高めさせていく。
私はそれによってじわじわと追いつめられていく。
主が手に持ったハンドルに、私の首輪から鎖がのびていく。
屈辱と混乱で返事をすることもできない私を足許にひざまずかせ、主が繰り返す。
「僕に仕えなさい」
「僕の奴隷として、ずっと過ごすんだよ」
私が返事をするまで、穏やかに、けれど執拗に繰り返す。
追いつめられた意識が、主の言葉だけに集中させられていく。
何も考えられなくなる。
「僕に従うんだよ」
「しおりの返事は はい ありがとうございます だけ」
「どんな命令にも従いなさい」
「しおりは奴隷なんだよ」
主は優しく厳しく、命令を繰り返す。私がもう屈辱すら感じなくなり服従を誓うと、ようやく「いい子だ」と笑ってくれた。
けれどその次の言葉はこうだった。
「次は奴隷用のビューアを準備しないとね^^」
穏やかな時間
膝で甘えているのが大好き。
主の友人の中の、そのまたごくわずかな人たちとしか交流がない、メインランドの外れでひっそりと暮らしている私のところにも、浮き世の荒波が届くこともあるわけで。
これ以上ひきこもりになりようがないというのに、また外へ出るのが怖くなったり。
狂い狂わされるときの緊張がどんどん高くなっていくから、穏やかな時はとても豊かに流れる。
奴隷は主次第と私が言うと、主はいつも、その逆もまた真なりと笑う。
それなら、今自分がしあわせだから、主も同じようにしあわせと思っていてくれるのかなと、嬉しくなる。
主と従は閉じた円環。互いの想いはそのまま相手に映し出される。
主が映し出してくれる私の姿は・・・どれだけ私を大切にしてくれているか・・・それは主が撮ってくれる写真どおりで(恥)。
私が映し出す主の姿は、主にどう見えているんだろう?
そう思うけれど、それは絶対にしあわせな主の姿と信じられるときの至福。
It's still the same old story, a fight for love and glory,
A case of do or die!
The world will always welcome lovers, As time goes by.
(from Herman Hupfeld “As Time Goes By”)
ただ深く関わりたいという想いだけがたどりつける
ひととき、穏やかな時間。