The Red Room
BDSMだけど穏やかな、二人で暮らす日々。
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なんでこんなに泣くんだろうね
(写真は内容とは関係ありません・・・とかいう問題じゃないでしょう、このアングル!女だったら絶対撮らない角度だと思う^^;)
どうして主に抱かれた後は、あんなに泣くんだろう。
泣くというのも少し違うか。
ただぽろぽろと涙が出てくる。
とてもひどくされた。
体が知っている恐怖と痛みに私は押しつぶされる。
それでも恐怖が甘いものと知っている主と私は、決してそれをやめられない。
嫌だと答えるけれど、だからと言って逃げることはもうない。
痛いことも苦しいことも屈辱も、ただ当たり前のもの。
私はそれを自然に受け入れる。
快楽と同じくらい性に直結したもの。
主がいった後もまだ膝から降ろしてもらえなかったから、私のアバターの体は足を主の体に巻き付け、自分から腰を揺らして主の首に抱きつきのけぞっては喘ぐのを繰り返している。
まだ主の興奮も冷めていないのか、言葉も鋭いままだ。
私はただ泣きながら、その最中でさえ言えないような言葉を使って、主に自分をずっと使ってくれとせがむ。
もっともっと、主の思いのままに。主のための私にしてくれと懇願する。
それだけでいい、私はそれだけのための存在になりたい。
(どーん。主がこの写真を気に入っているので仕方なく出しますが、うう...orz)
いつもよりも激しい私の言葉に、少し主が落ち着きを取り戻したのか「よしよし」と笑ってくれる。
「よしよし」
「そうしてやろうね」
はい。そうしてくださいお願いです。
「俺の膝の上で狂って踊り続ける」
「いやらしい玩具だ」
はいと答える。私は主の言葉をそのまま繰り返す。
「そうだ」
「俺じゃないと手に負えないいやらしい玩具だな」
またはいと答える。
そうなることで、俺でないとだめなのだから仕方がないと主が思ってくれるなら、私はいくらでもそうなれる。
「じゃあもっともっと使って、玩んでやるよ」
はい、ありがとうございます。
涙が止まらない。
翻弄されて空っぽになっていた心が静かに凪いでゆく。
少し前の狂態が嘘のようで、だけどそれを過ごしたからこそ、このあたたかな沈黙がある。
自分が主に許されていると感じる。
それは同時に、主が私に自分を許してくれているのだと気づく。
穏やかに穏やかに、できるだけ優しく。
ありがとうございますと伝えよう。
とまどい
(毎度お馴染み、写真は別の日のものです^^;)
時々ふと、随分遠くまで来たんだなと思う。
マゾヒストではあっても、まったくD&Sの指向がなかった私が、主にも私自身にも意外なくらいすんなりとこの生活に溶け込んで、もうじき一年が経つ。
少しアップの間隔が空いてしまったのは、私のせい。
正直に言うと、私はとてもとまどっているんだ。
私の最近の変化というのは、どうしちゃったんだろう?と思うくらい、自分にとっては大きなもので。
主はとても楽しんでくれている。
それは嬉しい。
だけど、そんなことをここにどうやって書いたらいいの?
おかしいね、今までだってさんざん、ハズカシクテ死ニソウニナルヨウナコトをさらりと書いてきたのに。
望むことが苦手、快楽が苦手。
そういう私が、主の無言の誘導のままに、自分から求めることを口にするようになって。
(主は私を命令によって強制的に変えるということは絶対にない。あくまでそこに私が自然に行き着くように、時間も手間もかけてくれる。だから奴隷指向ゼロ、主従ごっこは勘弁してという私でさえ、主に対しては自然に望まれるままでいられる)
一体私はどうしちゃったんだろう?
「鞭もしおりに手入れさせようか」と主が笑う。
「自分が打たれる鞭だろう?」
「だったら自分で手入れもしないといけないね」
「から拭きして、少しだけミンクオイルで全体を拭いて」
「またから拭きだ」
・・・はい。
「オイルが浸透してしなやかになって」
「打った時にいい音がして体に絡みつくように」
「なめすように手入れしないといけないね」
・・・う・・・。
「しおりの汗と、ミンクオイルと革の匂いで」
「何とも言えない妖しい芳香を放つようになるよ」
むせ返るような香りが実際に鼻をつくような気がする。
革の香りは冬を思い出させるのと同じくらい、苦痛と快楽を思い起こさせる・・・。
「打つ前に鼻に持っていって、はらはらと顔を撫でてやろう」
「その香りが打たれる快感を目覚めさせるスイッチになる」
優しく頬に触れる革の感触。あれ程の苦痛を与えるものとは思えないほど、しなやかでつややかな黒い革。馴染んだ匂い。
怯え、でもどこかでそれを待ちこがれ。苦痛の果ての解放の快楽を思い、体温が上がり始める。
・・・私はその内に、自分からお尻を振って、鞭打ってくださいと鼻をならしてねだるようになってしまうのでしょうか?
「どうかな? ふふ」
「打つ前にいつもその匂いを嗅がせよう」
「その内にだんだんスイッチが形成されてくるかもしれないよ」
「匂いを嗅ぐだけで 甘い痛みを想像するように」
・・・うう・・・・
「そうしたら匂いをかぐだけでお尻を振る、はしたない奴隷になるかもしれないね」
・・・そんなのは嫌です。
そんなことしないように、打たれるのが好きになんてならないように、打たれるのならひどく打たれたい。
「どうだろうね」
「手入れをしている内に鞭が愛おしくなってくるかもしれないよ」
・・・ご主人さまはどうさせたいのですか?
「それは教えないよ」
「しおりがどんな風になるのかを見て楽しむんだから^^」
・・・いやじゃないのですか?
こんな発情してばかりの奴隷・・・。
「ふふふ」
「楽しいよ」
「どんどん酷くしても、それを快感にしてしまう」
「虐めていて楽しいよ」
主がそれでいいと言ってくれるのだから、本当にそれでいいんだと頭ではわかっているのだけど。
私はどうしても、こういう自分に慣れない。
どうしたらいいかわからないという訳じゃない。
ただ主を見ていればいいんだもの。ただついていけばいいんだもの。
主はその信頼に足る男性だと思っている。
ただ、こういう自分に慣れないんだ。
それはとても不安で、主の他頼れるものは何もなくて。
けれど、その状態も、主はわかっているんだろう。
ただ自分の手だけを頼りにすることに、私を慣れさせたいのかも知れない。
「教えないよ^^」と笑う主。
他に何もない。ただ主だけがいる。
私はこんな遠くに来てしまったんだ。
センチメンタル
●遅くなって申し訳ありませんでした。『お買い物と新しいギャグ』で書いたギャグのお店はこちらです。
BDSM Animation Toys =PrincessCage=
http://slurl.com/secondlife/Pinemont/80/202/41
記事中にも書きましたが、どこのBDSMのスポットでも見ることができるBondage Playerなどもこちらのお店の商品です。
質感、乗せられたときの顔の表情、体の表情、どれをとってもすごい、キます^^;
他の商品も本当にセンスが良く、ぞくぞくしてしまうものばかり。お薦めです。
主がぽんとソファに座って、私に「おいで^^」と言ってくれる。
ばかみたいだけど、私はそれだけで、きゅんっとしてしまうんだ><
もう、ほんとに、我ながら、ばかみたいだけど。
でも、それに「はい^^」と返事をして、ぽんと自分も座って。
はー、きゅんっ>< って思う。
ばかなことを言うかも知れないけど、それでも大真面目に言ってみる。
私は自分の主がこの世界で一番素敵な主で、一番素敵な男性だと思ってる。
(主の苦笑が目に浮かぶ^^;「しおりにとっては、でしょ^^;」って言われそう)
でも、みんなそうなんじゃないのかなあ。
自分の主が自分にとって一番素敵。
誰よりもそばにいてほしい、誰よりもそばにいたい。
もしもそこに闇があるのなら、自分がそれに一番寄り添いたいと思い、自分が一番の主の理解者でありたいって思っているんじゃないかなあ。
主に「私はこの世界で一番しあわせだと思う」と言ったら、主は笑った。
でもね、本当です。
こんなに大切にされている恋人も、こんなに大切にされている奴隷も、いないと思うもの。
主はさらに笑って「わかった」「しあわせにできている自信を持つよ^^」と答えてくれたけれど。
本当ですよ? 私は大真面目。
私はサディズムやマゾヒズムは本来孤独なものだと思っている。
自分の中でその歪んだものと格闘し、自分が何が欲しいのかという答えを出すのは、精神的に自立するために不可欠な過程。
(あー、だめですよ、自分はマゾだから自立していなくていい依存したいという人。心を壊されて病院行きになりたいなら止めませんが)
だから、私の主のように独立独歩、他のサディストさんと特に強いつながりを持たず、友人を作っても仲間を持たないというのは、私にとって理想的な主の姿。
その主と同じように私も、奴隷をやっているという人に対してそれだけでは共感も覚えないし親近感も持たない。
簡単に共感を持てる程、マゾヒズムは単純なものではない。
ただ、誰かを想う人の気持ちは、痛い程わかる。
自分の主が世界一と言いきる奴隷さん、自分の想う人が世界一素敵という人の気持ちだけは、BDSMであろうとなかろうと、何も関係がない。
相手をしあわせにしてあげたくて、自分がそんなことしてあげられるかわからないけど、それでも少しでも何かできたらと思う。
きっと想う人がいる全ての人が、多少なりとも想うこと。
そのために一人でどきどきしたり、きゅんとしたり。
本当に、ばかみたいで、他愛ないセンチメンタル。
だけど、The world will always welcome lovers(from Herman Hupfeld “As Time Goes By”)だもの。(←これ前にも書いた^^; でも本当に好きなんだもん><)
ばかみたいって、自分で自分を笑えればいいんだ。
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主がぽんとソファに座って、私に「おいで^^」と言ってくれる。
ばかみたいだけど、私はそれだけで、きゅんっとしてしまうんだ><
もう、ほんとに、我ながら、ばかみたいだけど。
でも、それに「はい^^」と返事をして、ぽんと自分も座って。
はー、きゅんっ>< って思う。
ばかなことを言うかも知れないけど、それでも大真面目に言ってみる。
私は自分の主がこの世界で一番素敵な主で、一番素敵な男性だと思ってる。
(主の苦笑が目に浮かぶ^^;「しおりにとっては、でしょ^^;」って言われそう)
でも、みんなそうなんじゃないのかなあ。
自分の主が自分にとって一番素敵。
誰よりもそばにいてほしい、誰よりもそばにいたい。
もしもそこに闇があるのなら、自分がそれに一番寄り添いたいと思い、自分が一番の主の理解者でありたいって思っているんじゃないかなあ。
主に「私はこの世界で一番しあわせだと思う」と言ったら、主は笑った。
でもね、本当です。
こんなに大切にされている恋人も、こんなに大切にされている奴隷も、いないと思うもの。
主はさらに笑って「わかった」「しあわせにできている自信を持つよ^^」と答えてくれたけれど。
本当ですよ? 私は大真面目。
私はサディズムやマゾヒズムは本来孤独なものだと思っている。
自分の中でその歪んだものと格闘し、自分が何が欲しいのかという答えを出すのは、精神的に自立するために不可欠な過程。
(あー、だめですよ、自分はマゾだから自立していなくていい依存したいという人。心を壊されて病院行きになりたいなら止めませんが)
だから、私の主のように独立独歩、他のサディストさんと特に強いつながりを持たず、友人を作っても仲間を持たないというのは、私にとって理想的な主の姿。
その主と同じように私も、奴隷をやっているという人に対してそれだけでは共感も覚えないし親近感も持たない。
簡単に共感を持てる程、マゾヒズムは単純なものではない。
ただ、誰かを想う人の気持ちは、痛い程わかる。
自分の主が世界一と言いきる奴隷さん、自分の想う人が世界一素敵という人の気持ちだけは、BDSMであろうとなかろうと、何も関係がない。
相手をしあわせにしてあげたくて、自分がそんなことしてあげられるかわからないけど、それでも少しでも何かできたらと思う。
きっと想う人がいる全ての人が、多少なりとも想うこと。
そのために一人でどきどきしたり、きゅんとしたり。
本当に、ばかみたいで、他愛ないセンチメンタル。
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ばかみたいって、自分で自分を笑えればいいんだ。