The Red Room
BDSMだけど穏やかな、二人で暮らす日々。
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他愛のない会話
・・・マゾって贅沢だから、もっと自分の限界を超えたいって
もっと痛いのも耐えられる筈って思っちゃう
もっと酷くもっと惨くって
本当に耐えられなくなるまでいたぶられたいという憧れみたいなのが
常にあるのです
「ふふ」
「じゃあ次はそんな風にしてやるかな?」
・・・はい
何をされてもかまいません
受け入れられるようになりたいですもん
「よしよし」
「じゃあいたぶってやろうな」
「後悔するなよ、その言葉」
・・・はい。うれしい・・・
・・・面白いですよね、
いたぶられるって宣言されて、すごく安心するの
「はは^^」
「そこで安心してくれない相手だと困るわけだよ」
・・・???
「それだけ俺が信頼されているんだなと^^」
「でなければただのDVだし」
・・・ああ、それなら、まるっきり?まるごと?信頼してるもの
「信頼されていたぶられる相手と思われて光栄なんだよ」
・・・あは^^そんなの当たり前です
・・・でもおかしいのはね、
もっと酷くって思うくせに、痛みに耐えている最中はね、
こんな我慢してるのを褒めて褒めてって思う
外されたときなんて、もう、こんなに痛かったのー!でも我慢したのー!って
ものすごい褒められたい、よしよしってしてほしい
「そこがマゾの特徴だな」
・・・マゾの特徴?
「うん、褒めてって、酷いことをされてるのに、それを与える人に褒めてっていうところがね」
・・・あーーー、そうか!
酷いことしてる人なのか、褒めてって言ってる相手は!!
「今頃何をw」
・・・うーん、そうか、痛くされたり酷くされたり、
それが当たり前すぎて
苦痛を与えられること自体に不思議がなかったもので^^;
・・・そうかー、矛盾してることに気がついてなかったです
「そうだな、最初から理屈で考えたらおかしな部分で」
「だから変態って言葉でとりあえず表現してるのだけどな」
tag : 主かく語りき