The Red Room
BDSMだけど穏やかな、二人で暮らす日々。
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今日の夕暮れ
またもすっかりおさぼりさん・・・ゴメンナサイ。
昨日11日は私たちが3年前に結婚式をあげた日。
その前日には、私はRL飲み会ですっかり帰宅が遅くなり、しかもすっかり酔っぱらいで^^;
遅れてログインしながら酔い覚ましのお茶をひっくり返すし、主にからむし^^;(←たちの悪い酔っぱらい。体調悪かったのよー・・・orz)
もう寝なさいって怒られて、はーいとおとなしく寝たのだけが救いというか。
ほんとに・・・まあ、よくこんな私を許してくれてるなあと^^;
ごめんなさい。主には頭が上がりません。あ、奴隷だからそれが当然かw
このブログでも何度も書いたけれど、私のPCはホントに低スペックだったので、今まで主に色々な面倒をかけながらの生活でした。
それが、少し前に買い替えて、いきなり主よりもハイスペックかも?というくらいになりまして。
さんざん悩まされたレイヤーが他人に読み込まれない問題が解決したどころか、
設定超高にしても楽々だし、影もつけられるし、当然メッシュも見えるし。
今までどんな暮らし方をしてきたんだ!と言われそうですが、
主さえいれば別に、どんな平坦な世界でも私は楽しいのだからNP。
でも、ようやく主に迷惑をかけないですむようになって。
「別に迷惑とか面倒とか思ってなかったけどな」
と主は笑ってくれるし、勿論それは本心からそう思ってくれてるとわかってる。
でも、移動するとき、着替えるときに無駄な心配をせず、無駄な時間を使わずに済むようになって楽になったのも本当。
だから前よりもっと、色んなことが軽やかで、その分時間がゆったりと流れているように感じる。
今まで海のキラキラも見えていなかったから、今はしょっちゅう地上に降りて、日の沈むのを眺め、また日が昇るのを待って。
一人のときは飽かず空と海を眺める。
そうして毎日主に「夕暮れってキレイね;;」「朝日きれいねT T」「うちってきれいなのね!」と言っては笑われる。
だけど主が私と過ごすためにととのえてくれたこの家と庭と海だから、ありがとうと言うようにきれいねと繰り返そうと思う。
そして当然、物欲魔人。まずは [H]のメッシュハーネスを買って、それからメッシュのドレス、メッシュの髪の毛、せっせとお買い物。
それからずっとメッシュ製のstatueが見えなかったXcite Premierのガーデンに行ったし・・・沢山遊んでいます。
(Xcite!の男性のstatueね、メッシュが見えない人には、巨大な球にスカルプトプリムの男性器がにょきって生えてるように見える。あれ、メッシュが見える人にはわからない滑稽さ。ものすごいギャグだと思う)
少し前には何度目かのRez Dayを過ごし、それはそのまま主と過ごした年をまた一つ重ねたことだから、ありがとうを言って、主からもありがとうと言ってもらって。
今日も静かに夕日が沈むね。きれいね。
もう少し、こうしておしゃべりしていたら、やがて東の空が紫がかり藍色とも瑠璃色ともつかぬ美しい色に染まって、また夜明けが見られる。
うん、もうしばらく、このままこうしていよう。
ありがとう。
そばにいてくれること、支えてくれることに、心からありがとう。
これからも頼りにしています。
私を苦しめるもの
なぜ私は私を痛めつけ苦しめるものをこんなにも好きなんだろう。
どれだけ恐ろしいものかよく知っているのに、主がそれを取り出した瞬間は、いつもうっとりと見惚れてしまうんだ。
乾いているのに滑らかな、しっとりと鞣された丈夫な皮革。
ミンクオイルの香りを残して艶やかに光る、使い込まれた何条もの革。
美しいと素直に思う。
バラ鞭? 千条鞭? そんな名前さえ私は興味がない。
主が使いたいものを使うだけのこと。
私が何かを選ぶ余地はどこにもないのだから、名前など知っていても無駄なこと。
ひゅんひゅんと空気を切る音。
軽くそれを振りながら、「乗馬鞭や一本鞭は長く楽しめないからな」と主が言う。
ああ、今日の主は、女を酷く痛めつけて得る興奮よりも、じっくりと弄ぶ楽しみを選ぶのだなと私は理解する。
深呼吸する。
今日の主はきっといつまでも私をいたぶりながら喘がせて、自分が果てるまでたっぷりと翻弄しながら嘲笑うのだろう。
それに耐える覚悟を決めよう。
主を欲しくてどうしようもなくなっても、きっとすぐには与えられないから、それを堪える覚悟を。
お尻、太もも、背中、胸。
強弱をつけ時に体重を乗せて、私の苦痛の度合いを計るようにスナップをきかせながら鞭を降らせる主。
久しぶりの、けれど馴染んだ痛みに慣れ始め、熱くなった皮膚がむず痒くなってきた頃に。
「こうして鞭打っていると」
「段々勃起してくるんだよな」
主の楽しげな声。
無意識に避けようとのけぞってしまう私の体、衝撃を受け止めるためにくねらせる腰。
それがサディスティックな気持ちを昂らせると言う。
そう囁いてくれるそのわずかな時間が、私に与えられた休息。
呼吸を整えて目を閉じた頬に、何かが触れた。
温かくしなやかに、優しく。
何本もの革の帯が私の頬をはらりと撫でた。
さっきまで打ち据えていた私の体で温まったのか、オイルが甘く強く匂った。
・・・ああ
「ほら、嗅いでごらん」
「お前の体に絡み付いた革の匂い」
私は目を閉じたまま息をゆっくり吸い込む。
鼻腔に満ちるのは、どんな香水よりも私をうっとりと酔わせる革の香。
・・・ああすてきだ・・・
苦痛を訴えるために情けなく無様な形に開いてた口が、
唇を柔らかくして熱い息を吐き出す。
呼吸が吐息に変わる。
目を開き、頬ずりするようにして目の前に垂れ下がる革の感触を味わった。
私を痛めつけるもの。
苦痛の極で主と私を結びつけてくれるもの。
「お前は本当にこれが好きだな」
「痛いのが大好きな変態マゾ」
・・・・・
「ほら返事しろ」
・・・はい
そうです・・・
tag : 鞭