The Red Room
BDSMだけど穏やかな、二人で暮らす日々。
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静かな夜
静かな、静かな夜。
この縄を手に入れた後、調整を終えてから、主に報告して見せて。
その後は、全て主が決めてくれる。
服も髪も、どこでどんな写真を撮るのかも。
だからこれが主の美意識。
私は主の作るこの耽美的な空間で、ただ黙って座っている。
主の言葉に従って、命令された方向を向いて。
主の顔を見たいと言ったら、逆に目隠しをされてしまった。
首から腕に斜めに降りる縄に絡み、胴へとY字に降りる縄は本当は胸縄の下をくぐる。
だけど主がこちらの方が好きだと言うので、私はあえて上に持ってきてみる。
主が撮ってくれる写真は、主がどんな世界を望むのかを同時に私に伝えてくれる。
美しくあってほしい。
自分の奴隷であると同時に、一人の良い女でいてほしい。
そんな、男が女に望む当たり前のことを、主はごく自然に私に示してくれる。
目隠しをされ、口枷をされ。
それでも伝わってくる主の気配は、あくまで穏やかだ。
私はこの主の世界を壊さぬように、静かに静かに呼吸しつづける。
highbackbound1.7 Brown
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