The Red Room
BDSMだけど穏やかな、二人で暮らす日々。
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もう一つのThe Red Room ―主のお気に入り―
主の撮ってくれる写真と共に、私が好きなことを好きな様に書き散らすこのブログ。
私にはいくつかの小さな不満がありました。
最初に主が撮った写真を私に送ってくれるのですが、それはサイズも非常に大きなもの。
それを私が掲載の為に縮小し、さらにトリミングした時点で、もう最初の写真の美しさが伝わりにくくなってしまうこと。
主の世界観は、トリミングする前の主の構図そのままの方が伝わるので・・・それが私は残念でした。
あとは・・・当たり前ですが、私が完全な見る側になれないこと。
書き手には書き手の楽しみがありますが、主の写真についてだけは、書き手側からの楽しみ方しかできないことが不満でした。
先月、主が、新しく写真置き場を作ってくれました。
このブログで私が何を書くのも自由なように、その場所は完全な主のお楽しみ。
全てが主の世界。
恋人としての甘い写真もあるけれど、奴隷としては、私はただの被写体。
ここにある私のアバターの体は、私のものであって、私のものでない。
主の描く世界のために存在し、主が晒して楽しむ、自分の従順な所有物。
性愛も矛盾も飲みこみながら、ここで穏やかに暮らす私たちの一面。
よろしければどうぞご覧ください。
http://www.koinup.com/akira3/
これはもう一つのThe Red Room。主のお気に入り写真集です。
主多忙のため、コメントのやり取り等、そちらでのコミュニケーションまではなかなか手が回らないかと思いますが、このブログ同様可愛がってくださいませ。
何卒よろしくお願い申し上げます。
tag : ご挨拶
変化
主が楽しいこと、私が苦手なこと。
今までだってさせられたことがない訳ではないのだけど、
やっぱりそれを私はとても嫌で。
なるべくそうされないように、
私は知らん顔で主の興味を別のことに逸らしてみたり、
ごまかしてみたり、こそこそと逃げ回ったり。
それを多分主も知っていて黙認していると思う。
だけど主はそれを私にさせる良い機会を慎重に伺っていて。
泣いても喚いても、その夜、私にはもう逃げ道がなかった。
もう抵抗の術もなく、諦めてそれを受け入れ、主の前で醜態を晒した。
その後の主の言葉。
「このチャンスを待っていたんだよ」
「一番恥ずかしい事をさせるの」
・・・やっぱりこれは苦手です。はずかしい・・・
「それを楽しみにしていたんだよ」
「そうやって追い込むのが、一番のサディストの楽しみ」
・・・いやだ
「だから楽しいんだ」
「ふふ、良いおもちゃだ」
・・・いやだと思うのは嘘じゃない。
だけどこうして追い詰められて
これに馴らされて
嫌だけど好きにさせられて
きっとその内に病み付きになって
中毒の様にこれ無しではいられなくなって
・・・そうして自分からはしたなくねだるようになる。
私はきっとそういう淫らな奴隷だ・・・
「ふふ」
「そのねだるのをまた蔑んでやるのも、矛楯してるけど楽しみなんだよ」
・・・・はい、わかります・・・
多分、主なら。
3年前の私と較べて、こんなことをねだるようになったかと
私がこんなにはしたなく淫らになったかと
そう笑ってくれるだろう。
私の変化は自分の気持ちなんかはるかに越えていて、
あんなに奴隷指向のなかった自分が、
どうしてこんなになっちゃったんだろうと
私は時々不思議に思う。
はずかしさの余り抵抗どころか、ぶち切れて逆上したりしていた私が、
今は恥辱にうっとりと溺れ、もっともっとと求めては涎をたらす。
私の中でどれだけ主の存在が大きいのか、
この変化を見れば、推し量るどころか手に取る様にわかるだろう。
それは主には不快ではないと思いたい・・・。
・・・ねえ、笑ってくれますか?
私がこんな風になったことを。
「そうだね、内心はよろこんでる」
「って、バラしたらだめじゃん、俺w」
・・・*^^*
「でも楽しんでるのには違いない」
そう、こんな所まで見せられる様になったか、
こんなことまでするようになったかと、
私はそれを主に感じていてほしいと思う。
自分に仕えろ、自分だけを見ろと言い、
自分の言うことが絶対だ、自分がお前の世界の中心だと言い、
私に服従を要求した主。
主と従がファンタジーだと骨身に沁みる程よくわかっていた私たちが、
それでもその甘い幻想を大切に大切に育んできた。
こんな形でだけど、心を深く許し合うようになり、
相手を受けとめるのと同じだけ自分を見せられる様になった変化と同じ。
「なるほど。そうだね」
・・・そう、ご主人さまが喜んで楽しんでくれるから
だからこんなことをするし、
させられたいし、
もっとひどいことをさせられたいと思う。
そうして愛し愛されていたいと思う。