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10000hitの感謝をこめて

いつもThe Red Roomをご覧いただき、本当にありがとうございます。
心よりお礼を申し上げます。

今、足跡の数、9949なのです。
こんな変態二人の他愛ない惚気日記を、こんな大勢の方が見てくださって、共感を持ってくださる方もいてくださって。
ありがたいね、しあわせだね、と、二人で話していたのですが。

せっかくだから10000の足跡を踏んでくださった方に何かプレゼントをと、主が申しております。

私たちがクリエイターなら、話は簡単なのですが、そうではないのでw
今、主が、親しいクリエイターさんに相談中です。
大人のソラマメをご覧になられる方、BDSMに嫌悪感のない方へのプレゼントということになりますので、それなりのもの(w)になりますが^^

という訳で!

10000の足跡を踏まれた方、ブラウザのSSを撮って、それをSLにアップロードしてから、akira3 NemethにIMをくださいませ。
突然SSを送られると、主が間違って拒否してしまってもいけませんので^^; まずはIMをお願いします^^


前後賞もつけちゃいます!ww
9999の方と、10001の方にも、ささやかなプレゼントをさせていただきたいと思います^^
こちらも同様に、SSをアップロードして主にIMくださいませ。




こんなごくごく私的な、ささやかな日記に足をお運びいただき、ありがとうございます。

二人、おだやかに仲良く暮らしております。
もし、気に入っていただけているのでしたら、これからもどうぞ、お時間のあるときにでもお読みくださいませ^^

tag : オフタイムご挨拶

セーフワード

この前の記事での、10000hitのプレゼント。
真夜中だったというのに、10001を踏んでくださった女性が声をかけてくれました。
主も私も、とても嬉しかった。ありがとうございました。






『セーフワード』というのは、あまり馴染みのない言葉かも知れない。

「(様々な理由で)もう限界、もうやめて」という意思表示を明確に表すために、予め決めておく言葉とでも言えるだろうか。
「いや」と一言言っただけでは、意味があまりに色々あるものだから(w)
「もうできない、もうしたくない。やめて」をはっきりと伝えるための言葉。
それを言われたときは、Dominant側は、必ずその行為をやめてあげなければいけない。


Submission側の、その行為をやめてほしい理由は色々あるだろう。
けれど、それ以上すすめられれば、自分と相手の信頼が崩れるという限界線では、そのセーフワードを発するのは大切なこと。




081111_01.jpg




最初は私たちの間で、セーフワードは設定されていなかった。
肉体的な限界がないSLでは、心理的な限界でしかセーフワードを必要としないから。

主は好き放題やっているように見えるかも知れないけれど(w)
とても慎重で繊細。私の限界を常に探って、あえてそれを超えさせる機会を忍耐強く窺っていてくれたりもした。
それを一番よくわかっているのは私。
だから、主に対してセーフワードが必要だと思ったことはなかった。



081111_02.jpg




でもだからと言って、私が何でも耐えられるわけじゃない。
できないことは未だに色々あって・・・。

一番簡単なところでは、足を開いていることができない><
だってはずかしいから!!


例えば、SLでよくあるslaveの座るポーズで、GoreanのNaduとTower。
どちらも膝をつくけれど、私は普段、膝を開かないTowerを使う。

それがGoreanでは所有者である主に対する奴隷の格好でないことは知っている。
けれど、Gorのロールプレイをしているわけではないので、自分の好きな座り方をしたいし、主もそれを尊重してくれている。

主も私も日本人だもの。日本人は正座!(w)


081111_04.jpg
(これがTowerのポーズ。Naduは膝を開き、腿の上に手を垂らす)



足を開いてじっとさせられるのは、色んな機会(?)があるわけで・・・^^;

もう、本当にそれがだめ。
はずかしくて、まるっきりだめ。
いやと、もうやだしか言えなくなってしまう。
主の期待する反応とは大分違ってると思う^^;

自分は主の奴隷だから、はずかしくても我慢しなければいけない、それはきっと快感になる・・・なんて冷静な考えも全然できない。
はずかしくて、もうただただ嫌。
それでも我慢させられているとキレそうになったり、本気で泣いてしまったりする自分に私が悩み始めてしまったので、とうとう主はセーフワードを作ってくれた。


「『本当に、本当に、恥ずかしい』と言ったら、それをやめてあげるよ」
「『恥ずかしすぎる』とかではなく、ちゃんと『本当に』と2回繰り返して言ったら」
「それをやめる」

「だから、慣れていきなさい」
「我慢して足広げて見せるようにならないと、だめだよ」






こんな会話をしたのは、もう1ヶ月以上前の話。

不思議なことに、これ以降、少しずつだけど、私は我慢ができるようになってきた。

安心感なのか。
気持ちの整理がついたのか。

はずかしいのは変わらないけれど、我慢することが耐えられるようになってきた。
主がそうさせたい通りに、冷めることもなく、はずかしさの中で被虐にうっとりと溺れられるようになってきた。





セーフワードを作ってもらったとき。

私は「ありがとうございます、使わないようにします」と返事をした。

自分の好きなことしかしてほしくないとか、我慢がいやなのではないんだもの。
主を全て受け入れたいと思ってるもの。


耐えられないという私の声に、主がちゃんと耳を傾けてくれるから。
本当にそれが必要だと思ったときに、主は自分で自分を止められる人だから。

主はちゃんと私を見ていてくれるから。

何が必要で、何が不必要か、
正しく判断してくれるから。




081111_03a.jpg







数日前、私は主に、セーフワードを取り消してください、やっぱりいらないから・・・とお願いをした。


それに対して、主は静かに答えた。

「わかった」
「いい心がけだ」

「酷くしてもついてくるんだよ」
「覚悟していなさい」

tag : マゾヒズム服従主かく語りき

誇り

081115_01.jpg




しつこい程何度も書いているけれど、
私は奴隷になんかなりたくなかった。
私はただマゾヒストであるだけ。
調教という言葉も躾という言葉も、
聞きたくもなかった。


でも、一緒に過ごしていきたいと想った相手は、私にただ一つの条件をつきつけた。


奴隷になってくれ。
そのための全てを自分が引き受ける。だから、自分の奴隷になってほしい。


私はそれを受け入れた。
RLだったら絶対受け入れなかったと思う。


奴隷、調教、躾。どれも真っ平。
私は一人の独立した大人の女。
正体もわからない男の人に、何かを教えられる必要など全くない。


けれど、一緒に過ごしたいと想った相手がそれを望んで、
私はそれを受け入れるか、それとももうその人と会わないか、
それしか選択肢がなかった。


考えた末、SLだから、引き返すのも簡単だから・・・そう思って受け入れた。




実際に、この生活が始まって。


主は一緒にインしている間の全ての時間を私と過ごし、絶対に目を離さなかった。
閉じ込めるというよりは、ただ奴隷という未知の世界の恐怖に沈み込んだ私を支えてくれていたという方が正解だったと思う。

それにとても感謝している。


でも、冷静な私は、こう言う。
だってその恐怖を与えたのは主でしょう?
だったらそれから救うのも、主の義務の筈。


今は主を愛している私は、こう答える。
確かにそうだと思う。
でも、それができる人は、決して多くない。
というか、私は主以外に知らない。


仕えるってどういうこと。
どうすればいいの。

SMが愛し愛されるための自然な手段だった私にさえ、服従するのは辛かった。
最初の頃は屈辱と恐怖の中で、主の優しさだけでかろうじてつながっていたような気がする。


愛されていることがわかっているのに、素直に服従することができない自分、主の望むとおりの反応ができない自分をいやで、だめで辛いと泣いたとき。

私の気持ちを全部ゆっくりと言葉にさせ、それから主は穏やかに言ってくれた。


「だめな奴隷じゃないよ」
「それでいい」

「しおりに出会えて物凄い嬉しいよ^^」



そう言われて、初めて、主の思うような女になりたいと思った。


それが奴隷という立場でもかまわない。
それが、調教されることでもかまわない。躾けられることでもいい。

それで、その想いに応えられるなら、それを受け入れたいと思った。



調教や躾って、奴隷の型にはめられることだと思っていた。
でも、主が言う調教や躾は、そういう言葉を借りた、


「自分好みの女になってほしい」


ただそれだけの、簡単なことだったんだ。


「僕に仕えなさい」


主は最初の頃、よくそう言った。
それは、なんともかわいらしいことに、
「奴隷が主に仕えるように、自分を信頼してほしい、自分を何の疑いもなく愛してほしい」
そういう意味だったんだ。



それを主に、恐る恐る言葉にして聞いてみると、今頃・・・というように笑って、こう答えてくれた。


「そうだよ。だから」
「僕の奴隷は、僕の誇りなんだよ^^」





主は私を従え、それに責任を持ってくれている。


また冷静な私は、こう言う。
当然でしょう。
支配欲も征服欲も、責任をもたなければ、ただの戯言。


でも私はそれにこう答える。
そう、でも、なんて多くのSさんがそれができないか、よくわかっているもの。


自分だけを見ろ。自分の世界だけで生きろ。奴隷として生きろ。
自分がそういう無理を要求したから、それによって起きる問題は全て自分の責任。
全てを当たり前だと自然に引き受けてくれる。
だから私も全部捨てて来られた。
自分の価値観を変え、世界観を変え、主を主として仕えられる。



この会話は、もう3ヶ月も前のこと。
もう今は主も、私に仕えろとは言わない。


「いいんだ、究極的には心をしっかり縛り付けられれば」
「自然と自分が何をすればいいかが出てくる」



この時、そう言われた通りになった。


恋人を気遣うのと何も違わず、主に対して何をできるか考える。
どうそばにいたら主が喜んでくれるか考える。
それが結果的に仕えるという行為になっているようだけど、私はそれが実は今もわかっていない。
主が喜んでくれることだけが答え。


主はいつも穏やかにそばにいてくれる。
私を喜ばせ、私とともに過ごすことを喜んでくれる。
このしあわせに感謝する。



全部捨てて主と過ごせることを、誇りに思う。
このひそやかな生活を静かにここに綴っていくのは、ささやかな私たちの誇り。


  

tag : オフタイム主かく語りき

プロフィール

akira and shiori

Author:akira and shiori
米リンデンラボ社が運営するメタバース、Second Life(SL)の片隅で静かに暮らすサディストとマゾヒスト二人の日常です。
18才未満の方とBDSMに不快感を覚えられる方の閲覧をお断りします。

!!! attention !!!
・私たちのReal Lifeについてのご質問にはお答えいたしません。
・無躾と感じられる一行レス等は管理者の判断にて削除いたします。あらかじめご了承ください。

all photos are taken by akira3 Nemeth.
all articles are written by shiori Sorbet.

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