The Red Room
BDSMだけど穏やかな、二人で暮らす日々。
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サディストの優しさ
(これもちょっと懐かしい写真、未使用分から。主の以前の髪型は、今見ると大分幼い感じがする^^;)
最近私はぐずることが多くて。
愚痴を言うのは好きじゃない。
SLでの全てのことは、私が望んで受け入れたものばかり。だからそれにぐずぐずと言うのはいけない。
だけど私は時々、ここで過ごせる時間やココロの配分を間違えてしまう。
なんで自分の首を絞めるようなことを、わざわざするんだろう。
主はいつも気遣ってくれているし、それも全部見てくれている。
いつもは私も言葉にすべきじゃないと抑えているし、大人として私がそうすべきであることも、主はよく知っていてくれる。
だからその主が話させようとした時は、私はいけないと思いつつもつい、全部話してしまう。
飼い犬が主人に甘えて、がうがうと軽く手首を噛むように、私も主の体に自分の顔をこすりつけるようにして、疲れちゃったとぐずぐずと訴える。
ぐじゅぐじゅ。
がるるがう。
いけないな、こんなの。
これは可愛くない甘えだろうから、こんなのいけない。
それでも主が話させようとしてくれるから、私は甘えて話してしまう。
ぐずり過ぎて、自分でどうしたらいいかわからなくなって、混乱して。
主が「わかった」と苦笑して。
いつものように「おいで^^」と笑ってくれる。
膝の上に抱き上げてくれるのかと思ったら、ソファに横にさせられた。
腕枕をするように片手で抱いてくれながら、もう片方の手でむき出しだった太腿にすうっと触れられる。
ぐちゃぐちゃの思考が、その感触で遠のいていく。
ぐずっていた時には忘れていた、主の強さ、怖さ。
一瞬で私は言葉を失った。
「お前はこうやって俺の玩具になってるのが本来の役目だからね」
言葉とは裏腹に、あくまで主の指は優しい。
「だから他の事は少し休んでもいいよ」
・・・それでいいのですか?そう聞くと、主は笑った。
「もちろん^^」
そうして、そのまま足を開かせられ。
後の容赦はもうあるはずもなく。
そして私も容赦してほしいとなど思うはずもなく。
・・・そう。私はこの人に抱かれるためにここにいる。
他のことは全部、その後のこと。
私はこの人のためにこの世界に存在する。
私の体を後ろから貫き、乳首を捻り上げながら主が囁く。
「これが本来のしおりだよ」
だから私は答える。
・・・そうです
私の体はご主人さまの玩具です
ご主人さまが作った、ご主人さまが楽しむための
ご主人さまだけの奴隷です
ご主人さまのためだけの存在です。。。
「そうだね」
「この口も、お尻も、おまんこも全部だよ」
・・・はい、そうです・・・。
そうして混乱し過ぎた私をしっかりと基本に引き戻してくれる。
これがサディストの体と心を持った、この人の優しさ。