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あなたの世界。あなたの妄想力。

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(写真は主が新しく買った土地に作っているコテージにて)


題名はリンデンのコピーをパクってみたりして。


こうして二人でちょこんと並んで座っておしゃべり。
私の画面には主のアバターしか写っていないし、主の画面には私しか写っていないらしく、こんな風に向き合ってしまう(恥)

少しカメラを引いてみると、二人で身じろぎもせずみつめあっているようで、それは随分照れくさい。
ポーズボールでみつめあうのは恥ずかしくないのに、おかしい。



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(ここは邸と隣り合った地続きなので、雰囲気を変えるために主があれこれと工夫中。奥に見えるのは、今回の土地売買の儲けで買ったというクルーザー。総プリム数300近い凶悪さです(w))




想像と妄想はどう違うのだろうなと、つらつらと考えていた。
妄想を辞書でひくと「根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像」と出てくる。

根拠のない想像か・・・。
想像よりも妄想は独りよがり、それだけのことか。



サディストだったりマゾヒストだったり、そういう人間は元々強い想像や妄想を持っているもんです。

自分を歪んでいると知って恥じていれば、そうそう欲望も表には出さない。
したいやりたい、そんなことそうそう言えないもんです。

だからこそ、自分の中で想像や妄想を育める。
SLという特殊な環境では、実際に体に危険もなく、心だけ自由になれる。



090119_03.jpg




私は痛いことが好きとも気持ちいいとも思わない。
痛いものは痛いし、そのまま、苦しいことは苦しい。
それによって体が性的な快楽を得てしまうのは、別の体と心のシステム。


このブログを始めてから、大勢の人が私に「楽しんでいますね」と言う。
だけどごめんなさい、私はそう言われる理由がまったくわかりません。
快楽はむしろ苦手なもの。私にはBDSMもSubmissionも楽しいからやることじゃない。
性的なことはマゾヒズムを最初から伴っていたから、それがBDSMになったのは当たり前というだけのこと。
服従は一緒に過ごしたいと思った人が望んだから、ただそれだけ。

主が楽しむこと=私の楽しみではないことを、私はいつまで経っても主以外の人にうまく伝えることができない。
楽しむのは主でいいんです。私は主を楽しませたいけれど、それが私の楽しみとイコールではないんです。
楽しいだけが幸せなのですか?


   ・・・まあいいや。主がわかってくれているのだから。




090119_04.jpg




私の一番の好物は、私に欲情してくれる主。

だけど主は、私の甘い喘ぎ声などでは、芯からは興奮してくれない。

私の本気で嫌がる言葉や泣き声が大好物の主。
だから私には、痛みや屈辱は、逃れられない当たり前のもの。


主の与えたい苦痛と屈辱が私に伝わる。
それはもう妄想ではない。ここは私が住む主の世界だから、主の妄想は何も独りよがりにはならない。

私は安堵する。主が私を苦しめたいと思ってくれる欲望を、涙が出る程せつなく、安らかに思う。
歪んだ孤独な欲望をいとおしむ。

主が私を閉じ込めたときに感じる閉塞感や孤独感、拘束される屈辱感と無力感は、主には所有欲をより強く満たすものかも知れない。
私は強く主を感じるから。

不自由と不安や恐怖を、主が与えるものだからと何の疑問もなく受け入れられる。
これだけ強い関係を、ゆっくりと主が築いてくれたことが幸せ。




090119_05.jpg




隣り合って座る。
主の優しい視線の中に、ほんの少しの残酷な光を感じとったら。

主の言葉だけを聞く。
主の思い描くものだけを見る。


こうしてみつめあっているだけでアバターですら触れ合わないときは、強い集中力を必要とする。

だけど、私は主の興奮を感じとり、それが自分の中でどう作用しているかを必死で主に伝えようとする。
主にその欲情をフィードバックするために。
主の妄想を私の上で実現してもらうために。
あえてこのまま心だけ自由に遊ぼうとする主に、私は声をあげてその想像に薪をくべる。


自分はただそのためだけのものでいい。
それこそが私の快楽。よろこび。
それが私の妄想で、主が受けとめてくれる想像。


主も私も心のどこかでは、身も蓋もなく、これはファンタジーであり、奴隷という名称はアイコンだと知っている。
だからこそ、ここは主の王国。
私は主に大切に大切にされている幸せな恋人であり、主が自分の歪んだ欲望のために飼う奴隷。
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tag : 家と庭屈辱苦痛

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米リンデンラボ社が運営するメタバース、Second Life(SL)の片隅で静かに暮らすサディストとマゾヒスト二人の日常です。
18才未満の方とBDSMに不快感を覚えられる方の閲覧をお断りします。

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・私たちのReal Lifeについてのご質問にはお答えいたしません。
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