The Red Room
BDSMだけど穏やかな、二人で暮らす日々。
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July 11th, 2009
2009年7月11日、親しい友人たちの立ち会いのもとで、私たちは結婚式を挙げました。
この日に式をしようと決めてから約十日間。
友人以外の人の手を一切借りずに全て自宅でやりたいと、結果的には大変な選択をしてしまったのですが、こんな素敵な式とパーティーができたのは、本当にここに集まってくれた皆さまのおかげ。
心から感謝しています。
入場。腕を組んで歩くアニメが良いものが見つからなかったので、いっそのことと主が選んだお姫様だっこ><
メインテーブルに到着。
もう、どきどきどきどきどきどきどき。。。
この時はまだ迂闊にカメラを動かして落ちるのが心配で、自分の背中しか見られてなかった^^;
主の方が全然落ち着いてました^^; しかし正装の主はかっこいいなー^^
指輪の交換と、誓いのキス
はずかしいけれど、なんだか敬虔な気持ちになった。
主は指輪~キスまでの流れ、全部コマンドで操作していてそれどころではなかったかも知れないけれど^^;
全てを主が調えてくれたのです^^
人前式の司会をしてくれたmiさん。大変な状況だったのに引き受けてくれて、本当にありがとう。
乾杯はGals ArtのEikoさんの発声で。めちゃくちゃ可愛いドレス、お似合いだった。
こちらも多忙の中駆けつけてくれたNNBのNamidameさん。スピーチありがとうございました。
着ボン友達のhさんも、この日はスカートで。彼女のミニスカートは本邦初公開か?w 結びのスピーチをありがとう。
いつもは格好いいお姉さん系のNさん。この日は可愛く、でもキセルくわえてたのねw
yさんとKさんの主従カップル。Kさんは本当に可愛い。きっとyさんが素敵な主さんなんだろうな^^
Aさんのドレス、読み込めていないのがものすごく残念。重くてご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
そしてjさんとIちゃん。二人ともこの式のために久しぶりにインしてくれて、本当にありがとう。
美女二人^^ lさんはさすがの美しさ、そしてパーティーの仕切りを全てやってくれたkさん、もう私たちはそちらに足を向けて寝られません^^;
式からパーティーまで全てのことを取り仕切ってくれた3人。見事なチームワーク^^
neさんの全てに渡るこまやかな心遣いは本当にありがたく、いい勉強をさせてもらった。
式の直前、私たちがスカイで少しだけ二人きりの時間を持てたのも、この3人のおかげ。
人前式を選んだのは、主が神とまで言いきるような関係を私たちが作ってきたから。
けれど、主は誓いの言葉を考えるときに、神に誓う言葉として言葉を綴った。
私はそうした主に作られて、自分の中の矛盾と向き合いながら、私に誠実に向き合ってくれる主を愛している。
パーティーの中で、maさんのピアノの演奏でkさんが手紙を読んでくれた。
準備の時間もごく短かった中で、あたたかい演奏とメッセージを作り上げてくれて、二人ともちょっとうるっと^^
心のこもった贈り物をいただきました。ありがとうございます。
そしてなぜか私たちの後ろに応援旗がw
パーティー中のいい女軍団の図。
庭にて記念撮影。みんなありがとう^^
そしてパーティーの後は。。。二次会でダンス!着替え最中の方が多いので写真はちょっと小さくw
この後もっと露出度が高くなったのは言うまでもないw
撮影に御協力いただいたneさん、maさん、Eikoさん、Namidameさん、jさん
本当にありがとうございました。
大切にしますね。
私たちの誓いの言葉から、抜粋します。
私たちは皆様を証人として結婚式を挙げることができることを幸せに思います。
少し奇妙な関係である私達を温かく迎えてくださいまして、心より感謝しています。
こんな私たちですが、互いを心より大切にし、どんなことがあっても支えていくことを誓います。
ありがとうございました。
この奇跡のような幸せを大切にしていきます。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
akira3 Nemeth
shiori Sorbet
この日に式をしようと決めてから約十日間。
友人以外の人の手を一切借りずに全て自宅でやりたいと、結果的には大変な選択をしてしまったのですが、こんな素敵な式とパーティーができたのは、本当にここに集まってくれた皆さまのおかげ。
心から感謝しています。
入場。腕を組んで歩くアニメが良いものが見つからなかったので、いっそのことと主が選んだお姫様だっこ><
メインテーブルに到着。
もう、どきどきどきどきどきどきどき。。。
この時はまだ迂闊にカメラを動かして落ちるのが心配で、自分の背中しか見られてなかった^^;
主の方が全然落ち着いてました^^; しかし正装の主はかっこいいなー^^
指輪の交換と、誓いのキス
はずかしいけれど、なんだか敬虔な気持ちになった。
主は指輪~キスまでの流れ、全部コマンドで操作していてそれどころではなかったかも知れないけれど^^;
全てを主が調えてくれたのです^^
人前式の司会をしてくれたmiさん。大変な状況だったのに引き受けてくれて、本当にありがとう。
乾杯はGals ArtのEikoさんの発声で。めちゃくちゃ可愛いドレス、お似合いだった。
こちらも多忙の中駆けつけてくれたNNBのNamidameさん。スピーチありがとうございました。
着ボン友達のhさんも、この日はスカートで。彼女のミニスカートは本邦初公開か?w 結びのスピーチをありがとう。
いつもは格好いいお姉さん系のNさん。この日は可愛く、でもキセルくわえてたのねw
yさんとKさんの主従カップル。Kさんは本当に可愛い。きっとyさんが素敵な主さんなんだろうな^^
Aさんのドレス、読み込めていないのがものすごく残念。重くてご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
そしてjさんとIちゃん。二人ともこの式のために久しぶりにインしてくれて、本当にありがとう。
美女二人^^ lさんはさすがの美しさ、そしてパーティーの仕切りを全てやってくれたkさん、もう私たちはそちらに足を向けて寝られません^^;
式からパーティーまで全てのことを取り仕切ってくれた3人。見事なチームワーク^^
neさんの全てに渡るこまやかな心遣いは本当にありがたく、いい勉強をさせてもらった。
式の直前、私たちがスカイで少しだけ二人きりの時間を持てたのも、この3人のおかげ。
人前式を選んだのは、主が神とまで言いきるような関係を私たちが作ってきたから。
けれど、主は誓いの言葉を考えるときに、神に誓う言葉として言葉を綴った。
私はそうした主に作られて、自分の中の矛盾と向き合いながら、私に誠実に向き合ってくれる主を愛している。
パーティーの中で、maさんのピアノの演奏でkさんが手紙を読んでくれた。
準備の時間もごく短かった中で、あたたかい演奏とメッセージを作り上げてくれて、二人ともちょっとうるっと^^
心のこもった贈り物をいただきました。ありがとうございます。
そしてなぜか私たちの後ろに応援旗がw
パーティー中のいい女軍団の図。
庭にて記念撮影。みんなありがとう^^
そしてパーティーの後は。。。二次会でダンス!着替え最中の方が多いので写真はちょっと小さくw
この後もっと露出度が高くなったのは言うまでもないw
撮影に御協力いただいたneさん、maさん、Eikoさん、Namidameさん、jさん
本当にありがとうございました。
大切にしますね。
私たちの誓いの言葉から、抜粋します。
私たちは皆様を証人として結婚式を挙げることができることを幸せに思います。
少し奇妙な関係である私達を温かく迎えてくださいまして、心より感謝しています。
こんな私たちですが、互いを心より大切にし、どんなことがあっても支えていくことを誓います。
ありがとうございました。
この奇跡のような幸せを大切にしていきます。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
akira3 Nemeth
shiori Sorbet
泣けばいいんだよ、と主は笑った
(毎度お馴染み、写真は本文とは関係ありません)
「しおりは玩具だろ?」と主が問う。
私は、はい、と小さく頷く。
「そうだね」
「俺が楽しむために、使ってやるよ」
かまいません、嬉しいもんと恥ずかしくて下を向いて返事をすると、小さな子供にするように髪を撫でてくれた。
「久しぶりに飛行艇の方でもしおりを使ってやらないと^^」
「久しぶりに鞭の音も聞きたいだろ?」
「そろそろしおりの体に添うように馴染んできたかな」
「時々確認しないとね^^」
裸の背中に優しく指先で触れながら、主が言う。
「この背中が赤くなっていくのがたまらないんだよ」
楽しみを先延ばしにして、自分をじらして楽しんでいるかのような主。
今は傷一つない背中を、愛でるように撫でてくれる。
・・・なぜ痛くて泣くことがわかっているのに、そうしてほしいと思うんだろう。
なぜひどくしてなんて思うんだろう。
小さな声で主に尋ねると、主は私の背中からお尻までつうっと指先を滑らせ、手のひらで感触を味わいながら答えた。
「ここが」
「そうして欲しいんだよ」
・・・そうなのですか?
「考えるんじゃなくて」
「感じるんだよ」
私は目を閉じる。
目の前が真っ白になるような痛み、自分の声とも思えぬような苦痛の叫び、ただ叫んで、泣いて、その先で空っぽになりリセットさせられる自分を思い浮かべる。
・・・いやだ。
そう思うのは、自分に戸惑いが消えないから。
何がほしいの?
なぜそれがほしいの?
主は何がほしいの?
私はそれをあげられるの?
・・・混乱し、いやだともう一度呟いて黙りこんだ私を、主は笑った。
「わからなくなったら、泣けばいいんだよ^^」
・・・そうなのですか?
「うん、ただ泣けばいい」
その手が鞭を握ることが嘘のように、主は優しい。
・・・そこまでつれて行ってください。
ご主人さまだけが私を救えるところまで、つれて行ってください。
「よしよし」
「つれて行くよ」
「わからなくなって、泣いても」
「つれて行くからね」
かまいません。
私はご主人さまのもの。
「よしよし」
「ゆっくりと」
「まだまだ落としていくからね」
はい。
一緒にいてくれるなら、どこまででも行きたい。
「そうしなさい」
「ついて来なさい^^」
遠い夏の花火、海底に降り注ぐ光
花火はこのくらい遠くで見る方がいい。
間近で見ると、美しさよりも迫力の方が強すぎるし、光の消えた後の闇は怖いもの。
遠くでちらちらと瞬きながら落ちていく光の花。
風にのって聞こえてくる打ち上げの音。
ここには無粋な歓声はなく、ただ夢のような美しさだけがある。
主と二人、それぞれにグラスを持って、わずかな若い夏の時間をいとおしむ。
ここはシャングリラ。桃源郷。
パートナー登録が決まったときに、私は主に一つのおねだりをした。
どこかにダンスにつれて行ってください。
きちんとドレスを着て、主と踊ってみたいのですと。
まさかそれがウェディングドレスで実現するとは思わなかった。
ここは海底のダンスフロア。
花火を見た丘を降りて、海に入る。
周囲の景色を楽しみながら、ガウディのような模様のモザイクの遊歩道をずっと降りていく。
するとまるで、ここが海の果てだと言うように、終着点にこの光の柳。
薄桃。淡紫。
りんりんと鈴の音が響き渡る天上の光のよう。
風に揺れる度にさざめき、まるで輝きがこぼれるようだ。
流れる音楽は端正なバロックと優美な古典派。
こんなに華やかな空間があくまで典雅なのは、このクラシカルな響きのせい。
一年も一緒に過ごして来たのに、二人でダンスに出かけたのは初めてだった。
これは結婚式の二日後。
この夢のように美しい空間で、もう一度私にウェディングドレスを着させて踊ってくれた主は、あまりに優雅なデカダンスと感じた私よりもずっとロマンティスト。
あなたがこんなに健やかな人だから、
こんなにまっすぐに私に向かってくれるから、
あなたがそばにいてくれるから、
私は何も怖くない。
シャングリラへはこちらから。
広大な敷地、一人で、あるいは恋人と静かに過ごすには最高の場所です。
花火は日本時間の夜10時~11時30分まで。
7月いっぱいとのことで、もうあと僅かな期間です。お早めに。
海底のダンスフロアはこちら。
私の低スペックPCでも十分にきれいなのですが、水の透明度を上げるとさらに美しい光景が見られるそうです。